2010年01月26日

あこがれの職業はなんでしたか?

果物を洗い、皮をむき、種をはじく。
果物を洗うのだけで1時間も2時間もやってるわ。
皮をむくのには2時間も3時間もかかるの。
種はじきにいたっては3時間も4時間も。
あら、グチっぽいかしら…

子供の頃にうらやましいなあ〜と思って見ていたのはTVの中の、ひたすらカキの殻をむく漁港のおばちゃんたちが働く姿だったわ。

自分では散々むいて食べ終わっても、皮をむきたさに家族に食べたい人をつのっていたのは、ハッサクだったわね。
ハッサクをむきながら、こんな仕事あったらいいのに〜なんて言ってたのをジャム屋になってから思い出す、今日この頃。

これから続々届くはずの柑橘類なら、マーマーレードにするために皮のスライスにどれだけかかるのだったかしら〜。
ちゃんと包丁を研いでおかなくっちゃあね。

エバジャムのみかん祭りがくる前に、珍しくりんごのフジをジャムにしてみましたよ。
紅玉の紅いかわいらしさとは違って、フジは凛々しい印象だからローズマリーと白ワインで煮てみたわ。

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posted by evajam、エバジャム at 20:53| ジャムの材料 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月22日

気圧の谷

昨日(1/21)は久しぶりにどんより曇っていた東京です。
風も強かったですよねえ。びゅーびゅーと、北風だったのかしらね。

だからでしょうか、久しぶりの無気力なダラダラ気分で、今月の市も全て終った少しだけ手すきの状況をいい事にサボり気味な1日を過ごしちゃったわ。

ダラダラ気分の原因は気圧ですわよ、気圧。
ホント〜!?なんて言われちゃうかしら?
だって今日(1/22)はお天気で、昨日とは全く違う心持ちですもの。

気圧や気候に気分や体調が影響を受けちゃうってこと、ワタシは面白いと思うの。なんだか、単純なのねカラダってって思うのと、月の満ち欠けや太陽の光、風の強さや向きが自分と関係のない出来事じゃないって思うのって面白いし、なんだかロマンチック。

元気な今日は、ミラクルな体験を!
左はカリンを煮詰めてエキスだけを抽出したもの。
右はエキスにきび砂糖を加えて、さらに煮詰めたの。

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砂糖を加えて、色の変わっていく鍋の様子をカメラにおさめられないのは残念だわ。鍋の中でベージュ色がグラデーションを経て深紅に変わっていく様を見ている興奮たらないの。

瓶に詰めて陽に透かしてみると、こんなに美しい。

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昨日のダラダラの1日は、ずるずるとカラダを起こして図書館でサンフランシスコの旅行ガイドを借りたりしたわ。
マーケットやオーガニック、ハンドメイドってキーワードが飛び交う食文化のサンフランシスコに修学旅行へ行きたいわあ。

修学旅行を思いながら、夕べの就寝時間はワタシにとってはとても早いpm10時。


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2010年01月21日

キケンな輝き


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赤い実って、可愛いですよねえ。

エバジャムとしては早いイチゴの仕入れですわ。
毎年イチゴは近所の八百屋「よしだや」さんにお世話になってるのだけど、それは値の落ちる、真っ盛りに入ってからの頃。
この日は市場で大量に買わされちゃったというイチゴを「ジャムにしなよ〜」とヘルプ!の声がかかったの。
そりゃあいつも世話になってるよしださんですもの、旬の底値とはいかないけれどドーンと持って来てちょうだい!

このイチゴは、まだ冬の寒い季節だものスパイス(ベイリーフ、シナモン、八角、バニラ)で温かい風味を加えてジャムにしましょう。

取り分けた実をウォッカに漬け込んで果実酒に。
写真がその美しさに及ばなくて残念なのだけど、氷砂糖と蒸留酒ウォッカの無色透明の輝きがホルマリン漬けみたいなキケンな美しさなのよ。

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氷砂糖が溶けると、緊張感も解けたようにふんわり紅くそまって雰囲気が違いますね。

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このイチゴウォッカは次回の一晩スナック:チューリップの時まで2ヶ月弱ねかされて、登場しますよ。

百年と一晩スナック:チューリップ
3月5日(金)pm6時半〜pm11時まで

OLD / NEW SELECT BOOKSHOP「百年」
http://100hyakunen.com/


posted by evajam、エバジャム at 12:26| ジャムの材料 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月31日

武者震い!2010年がやってくる!

年末年始、みなさんいかがお過ごしですか?
(書いているいまは、まだ年が明けてないから「おめでとう」はナシですの。)
ワタシはいつもに増して慌ただしく過ごす、この季節です。
忙しいものなんでしょうねえ、師走にお正月って…
今年はわりとがんばっておせち料理もこしらえたもの。

さて〜追熟も頃合いに、待っていましたカリンですよ。

P1000564.jpg皮も実もピーラー1本でけずっていくのがポイントよ。













ここ数年、ピーラーはコレ。
コレ以外に良いのがあったら、ぜひ教えて欲しいあ。

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なんといってもお雑煮が好き。
みなさんのお家ではどんなお雑煮を召上がるんでしょう?
なによりお餅がおいしくなくっちゃあね、お雑煮は。
年明け早々の一晩スナックでは、武蔵野西久保の名店「いせや」(誰も知りませんね…)のお餅を焼きたてで召上がって頂きます!

「百年と一晩スナック:トラ」
4日(月)pm5時〜pm10時 時間の変更にご注意!
入店費400円(1ドリンク・本50円券付)
!空くじなしの福引きあります!

吉祥寺、百年にて http://100hyakunen.com/
電話:0422-27-6885

ふた月に一度咲きます〜一晩スナック
酒、音楽、おしゃべり
大人の遊び場一晩スナック

雑貨販売の着物ガールに、千円のお買物毎の福引きで2010年の縁起をかつがなくっちゃあ。

エバジャムでのご用意ももちろんお正月バージョン!
・焼き餅(おいしいわよ〜) 
・おかき&ミックスナッツ
・タルティーヌ(ジャムトーストのことね)

いつものシングルモルトウイスキーに加えて、日本酒1合徳利でのご用意と、自家製ウォッカはさわやかなライムウォッカをお楽しみ下さい。

さあ賑々しく2010年を迎えましょう!
当たった試しはないけれど、今年もなんだか良い年になりそうな予感よ。
武者震い〜!!!

posted by evajam、エバジャム at 13:22| ジャムの材料 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月27日

どんな星に産まれたかしら

ジャム屋稼業が縁となって、おいしいパンにありつける機会に恵まれているわ。

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左:Boulangerie TANE ブランジェリ・タネの食パン
右:cafe tojo カフェ・トホの食パン

生地の微妙な違いが写真で分かるかしら。
TANEの「TANE食パン」は粉、塩、酵母、水のごくシンプルな材料で焼かれているそう。
cafe tojo の「オツキサマのはちみつ食パン」は栗のはちみつが入っているからトーストの間中、栗ハチミツの香りが部屋に漂ってくるのね。
どちらも食べごたえのある食感で、1枚食べればお腹いっぱいになる食パンとは思えない腹持ちの良さに驚くわよ。

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こちらはcafe tojoの「オツキサマの3日がかりで作るバターケーキ」よ。
「オツキサマ」と付くのは夏みかん酵母を使っているようだわ。


野菜や果物をたくさん頂くことがジャム屋業につながったわけのひとつでもあるの。

ワタシが産まれた時に両親がみてもらった姓名判断で、いくつかある運勢の中に「食べ物に困らない」というのがあったそう。
「食べ物に困らない星」に産まれたと、確信するわ。

Boulangerie TANE
http://blog.livedoor.jp/boulangerietane/

cafe tojo カフェ・トホ
http://blog.cafetojo.com/

今日の仕込みはキウイでした。

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こんなの見たことあります?
段ボールにはこんな様子のおいしいブサイクも混じってますの。

今年の新顔ライムマーマレードがドロリとのっかるのがご覧になれますかしら?
キウイ×ライムの酸っぱいミックスですね。
我こそは!という酸っぱい好きにおすすめいたします。

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posted by evajam、エバジャム at 00:03| ジャムの材料 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月05日

もつべきものは友

柚子です。愛媛産ね。
すごい種の数でしょう。
半分の実で15〜25個の種があるから、1コ分だと30〜50個!の種があるってことよね〜なんて子だくさん!

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愛媛に嫁いだ小学校からの友人の、柚子を栽培している親戚と去年からお付き合いさせてもらってます。
今年もい〜い香りのが届きましたよ。

もわわ〜〜〜んと思い出します。
80年代にオリーブという雑誌で育ったその友人とワタシ。いわゆるオリーブ少女だった2人でオリーブやその他雑誌を切り抜き、コラージュしてページを埋めた交換日記をしばらく続けてたことが懐かしいわ。

そんなことがルーツになってるのかどうか分からないけど、彼女はいま愛媛は松山で「lette:リテ」という文房具屋さんをやってます。
まだ訪ねたことはないけれど、柚子畑の見学がてらいつかは行きたいぞう!

lette
http://lette.jp/

そして、こちらも柚子よ!獅子柚子って、いかつい名前なの。
その大きさはマッチ箱と普通サイズの柚子で比較あれ〜。

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このいかつい方は、先日紹介したキウイを送ってもらっている立川の農家に嫁いだ友人からおまけでいただいた変わり種の柚子。
もう〜このルックスには驚いたわ。
サイズの違いを今一度ご確認下さい。

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今年の柚子マーマレードは2種類の柚子をミックスしてみました。
去年のよりきっとおいしいはずだわよう。




posted by evajam、エバジャム at 02:07| ジャムの材料 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月14日

画面を離して、目を細めてご覧よ


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柿ですね。

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品種は次郎柿。

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画面から少し顔を離して、目を細めると幾何学模様に見えてきませんか。

先日ぶらっと見に行ったヴェルナー・パントン展の影響で、まな板の上で遊びながら柿のスライスにかかります。

果物のカタチって、ホント美しいですねえ〜。見とれちゃうでしょう。

パントン展は年末までやってるそうです。ワタシはかなり楽しみました。気になる方はこちらをチェックです。平日に行った方が遊べます。

http://www.operacity.jp/ag/exh111/
<
posted by evajam、エバジャム at 22:10| ジャムの材料 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月27日

予測不能がスリリング!いつでもスリリング!

どうやれば良いかしらん!?と悩んだライムも、なんとなくこれからの付き合い方が見えてきたようです。
http://blogs.dion.ne.jp/evajam/archives/8885611.html

ライムを煮ながらつらつらつらと思いをめぐらせたのは、日曜日(25日)に行った「想い出波止場」のライヴ。こちらもまた、予測できないステージだったわあ〜なんて。
ライヴを見ている間中、頭には!、?、!、?が行ったり来たり。
笑いもあるけれど、このような音楽に身をゆだねてしまってもいいの!?とコワくなって、畏敬の念とでもいうのでしょうか?大げさにそんな言葉も浮かんだりもして。
最終的にはパーンと頭の中はまっ白になって、出てくる音を体に染み込ませていたのだけれど…

なんて、聞いたこともない音楽のことを言われても面白くないですね。
だけど誰にもあるんじゃないかしら、想像もしなかったスリルを味わうこと。あらっ?そう言えばいつも考えて行動してる訳じゃないもの…思いも寄らないことってごろごろあるのよ。

今日もこんなことを考えながら、今年2回目のいちじくジャムを瓶に詰めてます。
今年も良いイチジクが届いて、嬉しい。
バベルの塔〜なんて積めるだけ高く!

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パックリ!
なんとも言えない形と色合いでしょう。

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posted by evajam、エバジャム at 15:09| ジャムの材料 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月26日

予測不能はスリリング!

午後6時には仕事は終らせたいのに、初めての素材、ライムを相手にそうはいかなかったわあ。

初めてと言ったって、柑橘類ならいつものマーマレードの要領で大丈夫、いけるわよ。なんてつもりでいたけれど、規格外の小さい実の皮をむくのにも刻むのにも手こずって、その長〜く続く単調な作業をこなしている時は、もうろうとしちゃったわ。

むむむ…手強い…どうなるんだろ。

それでも煮るところまでたどり着いて、どんな色になるのかな〜と鍋をのぞき込みます。
分かりにくいけれど、アイスが溶けたクリームソーダの色みたいでしょう。淡くライムグリーンですよ。これはまだきび糖を加えてない段階ね。

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きび砂糖を加えたら味をみましょう。

口の中に広がる香りとすっぱさで、もうろうとした頭が別の世界へ運ばれていきました。その香りは、南仏で食べたレモンのマーマレードと同じ香り!南仏や南イタリアはシチリアあたりの太陽を思いおこさせる香り!(シチリアには行ったことないけどね。)

味見のひとくちでいつも楽しい気分になるけれど、今回は初めてのひとくちだもの、スリリングで格別だったわ。

ライムマーマレードの独特な香りは、次回の行商で味わってくださいませ。
















posted by evajam、エバジャム at 23:26| ジャムの材料 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月22日

食えりゃあいいのさ!?

今朝届いた今年最後のぶどう、甲斐路。

甲斐路は房のクキも粒の皮もすごくしっかりしてるから、段ボールにこんな風にドサッと入れられてても傷つかないのですよ。

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先週15日に山梨のぶどう農家小野さんの畑にうかがった時には、まだぶどう棚にぶらさがっていたもの。
「これはエバさんのよ〜」と小野さんは指し示してくれました。う〜ん、こんな風に言われるのキュンときますよねえ。

届いたぶどうの段ボールをバリバリ開いたら、まずは口に放り込んで味をみます。実のせんさいな味わいと、ぱちぱちはじける皮の青い香りと酸味が鮮烈なコントラストなんだなあ〜。
って大げさですか?いえいえ、ほんとうに果物のおいしさは皮にあり!ですから。

小野さんのお宅でのちょっとしたおもしろエピソードをひとつ。
お母さん、娘さん、ワタクシでの楽しいお茶タイムは、おいしいお菓子とお茶をお供に話しが弾みます。さて、次に出されたお皿には大きなカットのプリンが。ムム…見たことあるぞ、このプリン…
たずねてみれば、やっぱり!お友達が送ってくれたというこのプリン、かつてお早よう市やニチニチ日曜市に参加していた「アムプリン」のものでした〜。ああ、おもしろかった。
そういえば「アムプリン」所長アムちゃんも、甲斐路のジャムが好きなのだった。

アムプリンはご存知ですか?
http://www.amupurin.com/

もうひとつ、胸キュンの山梨の思い出。
小野さん宅からおいとまする時に持たされた、おにぎり。「中身は昆布よ〜」

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お茶タイムにさんざんお菓子をいただいたのにさらに持たしてくれたお弁当を、ボックスシートを陣取ってすぐにいただきま〜す!
ワタシって食べさせたくなるのかしら…?いやしんぼが顔に出ている?
ま、いいか!ああ、おいしかった!





posted by evajam、エバジャム at 00:17| ジャムの材料 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする